「何度も貯金に挑戦したけど、どうしても続かない」「給料日前にはいつもお金がギリギリ」そんな悩みや経験はありませんか?
なぜかお金が貯まらない。毎月頑張って自分なりに節約しているつもりなのに、気づけば残高ゼロ。老後に向けて資産形成もしなきゃいけないのに、このままで大丈夫…?
そんな不安を抱えている方も多いはず。
でも大丈夫です!貯金に成功する人は、ただ「節約」するだけではなく自分に合った「ルール」を決めて実践しています。自分にとって無理なく続けられる仕組みを作れば、誰でも貯金できるんです。
今回は貯金に悩んでる人でも実践しやすい「おすすめの貯金方法」をご紹介していきます。
まずは、貯金に失敗しがちな人と成功する人の特徴を知って、自分に合った方法を見つけてみましょう。
貯金に失敗しがちな人の特徴&考え方

何度も貯金に失敗してしまう人にはいくつか共通した特徴や考え方があります。
失敗しがちな方は、自分にも当てはまるものがないかチェックして、解決策を見ながら改善できるポイントを探していきましょう!
1.何かと理由をつけて使ってしまう
「今月も頑張ったし、ご褒美に…」と何かと理由をつけ、計画なしに使う癖はありませんか?「ストレス発散のためにコンビニスイーツを買う」「ちょっとしたご褒美に外食」など繰り返し、特に大きな買い物をしてるわけではないのに、気づけばお金がない!という結果に。こうなってしまう方はお金を使う目的がはっきりしていないことが多いです。
解決策:お金を使う前に立ち止まり「これは本当に必要?」と考える習慣をつける
・「このお金を使わなかったらどれだけ貯められる?」と考えてみる
・ご褒美は昇給や資格取得など、目に見える成果を得た特別な時だけにする
・どうしても使いたいなら「つもり貯金」を取り入れ、同じ額を貯金する
2.貯金は「余ったらしよう」と考えている
「給料が入ったらまず必要な分の生活費を払って、お金が余ったら貯金しよう」と考えている人は、ほぼ確実に貯金に失敗しています。なぜならお金はあると、使ってしまうものだからです。気づいたら今月も最後には余らず、貯金ゼロ…というループに陥ります。
解決策:「先取り貯金」を習慣化する
・給料が入ったらすぐに、貯金用の口座へ自動で移す
・いきなり大きな額を貯めようとせず、少額からスタート
・余ったお金を貯めるのではなく、最初に貯金し残った分で生活する習慣を作る
3.お金の流れを把握していない
家計簿をつけたことがなく、「なんとなく」やりくりしている人は、無意識に無駄遣いしていることが多いです。例えば「コンビニに寄るのが習慣になっている」「サブスクを複数契約しているがほぼ使っていない」など、気づかないうちに浪費していることがあります。
解決策:1ヶ月だけでも家計簿をつけてみる
・レシートを1週間ずつとっておき、何にいくら使ったか振り返る
・「固定費」「変動費」に分けて分析する(固定費を減らせると大きな節約に!)
・「食費が予想以上に高い」「今月は外食ランチが多かった」など気づくだけでも効果大
4.我慢することばかり考えている
「外食はしない」「洋服は買わない」「趣味は我慢する」「お出かけは中止」など、節約をただのガマン大会にしてしまうと、どこかで爆発し、一気に浪費してしまうことがあります。家計管理はダイエットと同じで、無理な制限はリバウンドの原因になります。
解決策:節約方法を「楽しみ」へ変換する
・500円玉貯金やつもり貯金で、ゲーム感覚でお金を貯める
・「週1回はカフェに行く」など無理のない息抜きデーを設定する
・無駄遣いで減らしたお金を「旅行」や「欲しいコスメ」などの楽しい目標に使う
5.短期間で結果を求めすぎる
「半年で100万円貯める」「来月からは毎月5万円貯金する」など、急激に貯金を増やそうとすると、生活自体が苦しくなってしまい長続きしません。
そして、「やっぱり無理だった…」と諦めてしまい、また貯金ゼロに戻るという悪循環へ。
解決策:「ゆるく長く続ける」という意識を持つ
・まずは「1ヶ月1万円」などハードルを低く設定する
・「1年後に〇〇円貯める」という目標よりも「毎月〇〇円」と短期の目標にする
・少額でも「貯金できた」という成功体験を積む
このように貯金がうまくいかない人にはいくつかの共通点があります。
私もついコンビニに寄って帰ることが多く、家計簿に記入をするのが面倒くさくて、なかなか続かず挫折しがちでした。
あなたはいくつ当てはまりましたか?
もし当てはまるものがあれば、解決策を参考にしながら一歩ずつ改善していきましょう。
では、貯金に成功する人にはどのような共通点と考え方があるのか、更にどのように実践しているのか詳しくみていきましょう。
貯金に成功する人の特徴&考え方

貯金に成功してる人にも共通した考え方や習慣があります。
特別な才能や高収入ではなくても、「お金との向き合い方」を変えるだけで、貯金はグッとしやすくなります。
では、貯金に成功する人の特徴を掘り下げて解説していきます。
1.貯金を「最優先」にする習慣がある
貯金がうまくいく人は、「余ったら貯金」という考え方ではなく、「収入が入ったらまず貯金」を習慣化しています。給料が振り込まれたらすぐに貯金分を別口座に移すなど、仕組みで貯金を続けられる環境を作っているのです。
実践ポイント:先取り貯金の方法
・理想は給料の10~20%を最初に貯金口座に移す
・生活費用の口座と貯蓄用の口座を分けて管理する
・「使ってもいいお金」と「貯めておくお金」を明確に分けている
2.目標と計画を立てるのが上手
貯金に成功する人は「ただ貯める」のではなく、具体的な目標を持っています。
例えば「1年後に10万円貯めて旅行に行く」「5年後の引っ越しまでに30万貯める」など、目的が明確だからこそモチベーションが続きます。
実践ポイント:貯金の目的を具体的にする
・1年後、5年後、10年後に「いくら貯めたいか」を決める
・漠然と「老後のため」ではなく、もっと身近な目標も作る(旅行、車購入など)
・貯金額を決めたら「月にいくら貯めるか」を逆算する
3.お金の流れを把握し、管理している
貯金ができる人は、自分の収入と支出をしっかり把握しています。
毎月「なんとなく」お金を使うのではなく、計画的にお金を使い、無駄を減らす習慣ができているのです。
実践ポイント:お金の管理を習慣にする
・家計簿をつける(ノートでもアプリでも可)
・毎月の固定費・変動費を確認し、削れるところを見直す
・電気代や通信費も乗り換えれるか検討する
4.無駄遣いをしない「仕組み」を作っている
貯金に成功する人は自分を律しているわけではなく、環境を整えるのが上手です。
「使わないように意思を持って頑張る」という考えだと挫折してしまいがちなので、そもそも使わない仕組みを作ることで、ストレスなく貯金を続けているのです。
実践ポイント:貯金が続く環境を作っている
・貯金用口座を作り、簡単に引き出せないようにする
・給与振込時に自動で貯金用口座に振り分ける設定をしている
・家計管理アプリを使い、使用状況をすぐに確認できるようにしておく
5.節約=我慢ではなく、楽しみながら工夫して取り組んでる
貯金に成功する人は渋々我慢して節約するのではなく、自分にとって価値のあるものにお金を使うのが上手です。例えば「ライブに行くために普段の外食を減らす」「憧れの車に乗るために今は自転車で通勤する」「水着を着るためにジムではなく、YouTubeで自宅トレーニングをする」など、前向きな理由で節約しています。
実践ポイント:ポジティブな節約習慣を身につける
・貯めた先に楽しみな理由や目標を作る
・自分1人ではなく、友達と予定を決めて一緒に取り組むと目標が共有できる
・ずっと欲しかった憧れのモノを想像する
このように貯金に成功してる方にも同じように共通点があります。
私は苦手だった家計簿の管理をアプリにすることで、より簡単に明確化できました。
そして、友達と楽しみな予定を作ることで、毎月モチベーションを保ちながら貯金に取り組めています。あなたは実践できているものはありますか?
もし当てはまるものがあれば、その習慣を続けながら、さらに工夫を加えて貯金力を高めていきましょう!
今日から実践!苦手な人も貯金ができるようになる具体的な方法

このように貯金が苦手な人と得意な人に共通する習慣や考え方を解説してきました。
貯金を成功させるためにはお金の使い方を「仕組み化」し、習慣として定着させることが大切です。今日からでも取り組めるように具体的な方法をまとめます。
1.貯金を「最優先」にする
自動積立設定を活用し、意識しなくても貯まる仕組みを作る
2.お金の流れを把握する
家計簿アプリやメモで毎月の収入・支出を記録し、無駄を可視化する
3.無駄遣いを防ぐ仕組みを作る
月の予算を事前に仕分けし、使いすぎを防ぐ
4.貯金の目的を明確にする
「なんのために貯めるのか」を決めて短期・長期の目標を設定する
5.節約を楽しむ工夫をする
「我慢して節約をする」ではなく、自分にとって価値のあることにお金を使う意識を持つ
この具体的な方法を実践すれば、無理なく貯金体質に変えることができます。
「貯金が苦手…」と感じている人も、まずはできることから取り組んでいってみましょう。
まとめ

貯金が苦手な人と得意な人の差は、高収入かどうかではなく、お金との向き合い方や習慣の違いによるものです。貯金を成功させるには、具体的なルールを決めて仕組み化することが大切です。
先取り貯金を習慣化し、衝動買いを防ぐ工夫をしながら、貯金の目的を明確にすることで、自然と無理なくお金が貯まる体質に変わっていきます。
「貯金が苦手…」と思ってる人でも、考え方と行動を少しずつ変えれば、誰でも貯金に成功するはずです。今日からできることを始めてみて、一歩ずつ貯金上手を目指していきましょう。
ライター:青山ふみさ
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