- 春に向けて準備をしたい
- 新生活をすっきりして迎えたい
- 春は何を断捨離したらいい?
新生活が始まる春に向けて断捨離をしたいけど、具体的に何から取り組めばよいのかわからない人は多いです。この記事では、断捨離をしてすっきりした気持ちで春を迎える方法を解説します。
記事を読めば春の断捨離がおすすめな理由や、具体的な断捨離の手順がわかります。春の断捨離におすすめなアイテムも紹介しているので、断捨離をして心地よく春を迎えたい人はぜひ最後まで読んでください。
春に断捨離がぴったりな理由

春が断捨離にぴったりな理由は、以下のとおりです。
- 新生活や新年度の始まり
- 冬を終えて暖かくなる時期
- 気持ちをリセットしやすい
新生活や新年度の始まり
春は新生活や新年度が始まる時期です。進学や進級、部署異動などがある人も多いことでしょう。生活が変わると学業や仕事で使うものが変わり、新たなものが必要となる場合も多いです。新生活が始まる前の断捨離で、必要なものを残してすっきり整えておくと、スムーズに新生活が始められます。
冬を終えて暖かくなる時期
春は寒い冬から徐々に暖かくなる時期。寒さを防ぐ冬物の洋服や靴をしまい、春に向けて衣替えが必要です。衣替えの時期に冬物の断捨離を行うと、お手入れや収納がしやすく、本当に必要なアイテムを残せます。
気持ちをリセットしやすい
春は気持ちをリセットしやすい時期です。春は新芽が出たり、花が咲いたりと自然界もエネルギーに満ちあふれる時期。春の爽やかな気候は過ごしやすく、断捨離をするのにも適しています。
二十四節気では、立春が春の始まりであり、1年の始まりと言われています。立春は2月4日前後が多く、暦の上では立春を迎えると春です。春の訪れをきっかけに、断捨離で気持ちを新たにするのもおすすめです。
具体的な断捨離方法

具体的な断捨離の手順を紹介します。断捨離とは、物に対して「断つ」、「捨てる」、「離れる」の行動で物を整える、片付け論の一つです。断捨離を行えば、自分にとって本当に大切なものがわかり、不要なものをなくせます。
物を全部出す
最初に断捨離を行う範囲の物を全て出します。例えば、ニットの断捨離をする場合、絶対に処分しないお気に入りのニットも含めて、全てのニットを一緒に並べます。断捨離するものを、全部並べて見比べることが大切です。こうすることで、持っている数が分かり、適切に選んで残す判断がしやすくなります。
また、全部を出すことで、一度も着ていないものやしまったままのものに気付くことができます。断捨離するものを出して並べる過程で、多すぎて出すのが大変だと感じた場合は、適正量を超えている可能性が高いです。持ち物が多すぎると、収納スペースや管理費も多く必要です。断捨離をきっかけに、持ち物の数を適正量に整えましょう。
適切に仕分ける
物を全部出したら、仕分けていきます。以下の分類を参考にして、残すものと処分するものを分けましょう。
- 必要なもの
- 適正量を超えているもの
- 使っていないもの
- 迷うもの
必要なものを残したときに、数が多すぎると感じた場合は、適切な数を残しましょう。持ち物の適正量は、人によって異なります。自分のライフスタイルと照らし合わせて、ぴったりな量を見つけましょう。
適正量を超えているものや使っていないものは、分別して処分します。使用感が少なく、状態が良いものは、リサイクルショップやフリマアプリを活用するのも手です。
残すかどうかを迷うものは、「2か月使わない場合に処分する」のように、考える期間を設ける方法がおすすめです。期間を区切って判断することで、物をなんとなく残しておく習慣から抜け出せます。シーズンもののアイテムは、1年後も使いたいほどときめくかどうかで決めるとよいでしょう。
春に断捨離したいアイテム4選

春の断捨離におすすめのアイテムを4つ紹介します。
- 洋服
- 靴
- 学用品や仕事用品
- 化粧品
洋服
春に向けて、冬物の洋服を見直しましょう。来年も着たいと思う冬物衣類は、自宅で洗ったりクリーニングに出したりして、適切にお手入れしましょう。特にニットは、毛玉ができやすく、伸びやすい素材。ダメージが大きいものや一度も着なかった服は、保管せずに手放しましょう。
靴
冬に履いた靴も見直します。ブーツは汚れを落として、陰干ししてから収納します。カビが生えないように、湿気には注意してください。除湿剤を使用する、週に1回を目安に下駄箱の扉を開けて換気するなどの対策があります。冬物の靴は、ブーツなどかさばるものが多く、保管場所も圧迫しがちです。来シーズンも使いたいものを選んで残しましょう。
学用品や仕事用品
学用品や仕事用品もこの機会に整理しましょう。春は進級や進学、部署異動など、新たな始まりの時期です。新生活では、新しく使うものが増えるため、前年度の教科書やノート、書類は必要なものを残して、不要なものは手放しましょう。
仕事用品では、文房具や名刺、書類などを見直します。また、パソコン内のデータの整理も重要です。年度末にすっきり整えておけば、新たな気持ちで業務に取り組めます。
春休みを利用して、子どもが作った作品の断捨離もおすすめです。子どもが一生懸命作った作品は残しておきたいですが、全部を保管していては収納場所が足りません。市販の思い出ボックスを用意して、絵画や薄い作品はボックス内に入る範囲で残すのも一つの手。思い出ボックスには、絵画や賞状、小物が収納できます。入りきらない立体的な作品は、スペースを決めて、スペース内に飾れる量にするのも良いでしょう。手放す作品は、写真に残せば後で見返せます。
化粧品
化粧品の見直しもおすすめです。使用期限が切れているものや使っていないものは処分しましょう。一般的に開封した化粧品の使用期限は、スキンケア用品は6ヶ月、メイクアイテムは3ヶ月から1年と言われています。開封すると空気に触れることで、酸化が進んでいくためです。酸化したアイテムは肌トラブルのリスクがあるため、化粧品の開封日をメモしておくと安心です。
薬機法によると、製造から3年以内で変質する化粧品以外は、使用期限を表示する必要がないとされています。そのため、使用期限の記載のない化粧品は、製造日より3年以内が使用期限です。未開封の化粧品は、変質を防ぐため高温多湿になる場所を避けて保管しましょう。
冬から春に変わる時期は、気温の変化や花粉症など肌トラブルが起こりやすい時期です。肌状態に合わせて基礎化粧品の見直しをするのも良いですね。紫外線が強くなる時期でもあるので、日焼け止めアイテムも揃えると安心です。
厚生労働省、医薬品、医療機器等の品質、有効性及び安全性の確保等に関する法律第五十条第十四号等の規定に基づき使用の期限を記載しなければならない医薬品等、https://www.mhlw.go.jp/web/t_doc?dataId=81073000&dataType=0&pageNo=1、(25,2/4)
春の断捨離で気持ちよくスタートを切ろう

春は断捨離にぴったりな季節。新生活や衣替え、季節の変わり目をきっかけに、断捨離で整えましょう。春の断捨離で見直したいアイテムは以下の4つ。
- 洋服
- 靴
- 学用品や仕事用品
- 化粧品
冬物の洋服や靴は適切にお手入れをし、来年も使いたいものを選んで残しましょう。学用品や仕事用品を整えると、新年度をスムーズに始められます。化粧品の見直しも大切です。肌トラブルを防ぐために、開封後は使用期限を目安に管理しましょう。
断捨離では、断捨離を行う範囲のものを全て出してから、選んで残すことが大切です。持ち物を適正量に整えると、管理が楽になり心地よく暮らせます。断捨離を行い、気持ちよく春を迎えましょう。
ライター:玉木まり
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